ビアンテ
価格 | 213.2万円 〜 278.8万円 |
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排気量 | 1,998 〜 2,260cc |
カタログ燃費 | 10.6 〜 13.6km/l |
定員 | 8人 |
スライドドア | リア両側パワースライドドア |
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メーカーサイト | http://www.biante.mazda.co.jp/ |
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ビアンテ VS デリカD:5
マツダの一番大きなミニバンとして販売されているビアンテですが、大きいといってもエンジンの排気量は2.3リッター、ボディサイズも大型ミニバンとしては小ぶりなものとなっており、大型ミニバンというよりか「中大型ミニバン」と呼ぶのが正しいような気がします。
この車と同じような位置にいる車が三菱のデリカD:5で、三菱で一番大きなミニバンとして存在しており、エンジンは最大で2.4リッター、ボディサイズもそれほど大きくないことから、こちらも中大型ミニバンといえるような車となっています。
どちらもこのクラスのミニバンとしての最低限の性能は持っており、居住性や走行性能などはそれなりのものを持っています。
しかし、ビアンテは特徴的なデザインを持ったミニバン、デリカD:5はSUVとしてオフロード走行も考えられたミニバンと、どちらも一般的な単なるファミリーカーとしてのミニバンとは違う、ある意味ちょっと癖のある、アクが強いミニバンなのです。
その癖のある部分が買う側にとってどう映るかが両者を比較するうえで重要なこととなるでしょう。
ビアンテ VS ヴェルファイア
トヨタのミニバンのフラッグシップモデルとして存在するアルファード・ヴェルファイア兄弟の中でビアンテとよく比較されるのがヴェルファイアの2.4リッターモデルです。
アルファードではなく、なぜヴェルファイアなのかというとビアンテの特徴のあるデザインはどちらかというと若年層向けで、アルファードの様なちょっと落ち着いた雰囲気のあるものより、攻撃的なスタイルを持つヴェルファイアのほうが若者ウケするのです。
若年層向けの大型ミニバンとして、デザイン的にもそうですが、価格を抑えた2.4や2.3リッターモデルといいことも大きな要因となると思われます。
両車で圧倒的に違う点は快適装備の有無で、もともとシンプルな装備しか持たないビアンテに対して、3.5リッターモデルとそう変わらない快適装備を持つヴェルファイアの2.4リッターモデルは、至れり尽くせりの装備満載のミニバンとなっているのです。
従って、車格ならではの装備でよい方であればビアンテを、それ以上の快適装備を期待する方にはヴェルファイアがよいのではないでしょうか。
ビアンテ VS エルグランド
エルグランドは日産が誇る大型ミニバンですが、この車にもトップグレードモデルの3.5リッターモデルのほかに2.5リッターモデルも用意されています。
ビアンテと比較する場合、3.5リッターモデルではあまりにも格が違い過ぎるので、2.5リッターモデルであれば、マイカー選びの候補となりうるでしょう。
エルグランドの特徴はなんといっても豪華なキャビン、トヨタ車の様な快適装備でごまかすのではなく、シートやインテリアデザインなどで豪華さをアピールしていることです。
例えそれが2.5リッターモデルであっても同じで、非常に豪華で贅沢なキャビンとなっています。
対して、ビアンテはエルグランドほど豪華なインテリアではありませんが、シンプルで的を得た装備やこのクラスのミニバンとしての一般的な豪華さや質感のあるインテリアを持っているので、単純に豪華さではエルグランドに負けてしまいますが、その豪華の質といった面ではひけはとらないでしょう。
結果的に選ぶ人間が、豪華さを優先するか、質感を優先するかによって選ぶ車が決まることになるでしょう。
ビアンテ VS エリシオン・プレステージ
大人の中のおとなのために大型ミニバンといえばホンダが発売しているエリシオン・プレステージでしょう。
この車は、一見、豪華一点主義にの車のように見えますが、実は非常にホンダらしい落ち着いたインテリアとモータスポーツで鍛え上げられた優れた走行性能を持つ車として作られています。
対して、ビアンテはシックなイメージとはかけ離れたミニバンですが、非常にシンプルで開放感のあるインテリアを持っているので、エリシオン・プレステージに乗るにはちょっと早すぎるといった感じの方に乗ってもらいたい車だと思います。
いわば、ノアやセレナなどの様な完全ファミリータイプの中型ミニバンの次に乗るような車がビアンテで、その後それなりの年齢となり、人間的にも落ち着きを持てるようになった人が乗るのがエリシオン・プレステージということになるのではないでしょうか。
乗る人間の成長にあわせて車を変えていく、そんな乗り方にぴったりなのが、ビアンテやエリシオン・プレステージなのです。
果たして、あなたは今どの車が一番合っているでしょうか?この判断によってどちらがよいのかが決まると思います。
ビアンテ VS セレナ
ビアンテには2.3リッターモデルのほかに2リッターエンジンを搭載したモデルがあります。
その2リッターモデルの中での注目すべきモデルが「i-stop SMART EDITION II」というもので、マツダが開発した低燃費技術であるSKYACTIVテクノロジーが採用されているモデルです。
基本的には直噴エンジンとアイドリングストップ機構の組み合わせで、通常モデルよりも優れた燃費性能を発揮することができるようになっています。
2000ccクラスの中型ミニバンの中で、一番大袈裟な低燃費装備を持ったミニバンといえば日産のセレナで、簡易的ながらハイブリッドシステムを搭載していることから一躍大人気の車となりました。
燃費もビアンテのアイドリングストップ取付車よりも更に優れた性能を持ち、中型ミニバンの中では、一番の低燃費車となっています。
燃費で選ぶということであればセレナに分がありますが、ただビアンテとセレナでは同じ中型ミニバンでも対象とする顧客層が違うので、一概にセレナがよいとは言い切れません。
小さな子供がいるファミリーにはやっぱりセレナが良いのですが、子供が乗ることもなかったり、年齢的に大きくなっているのであればビアンテのほうが向いているのではないかと思われます。